新潟2日目:そのいち
- 2006.09.07
- ツーリング・旅行
新潟2日目、麒麟山温泉を9時過ぎに出発しました。
今日の宿は県内の月岡温泉なので観光することにしました。
まずは近くにあった「三川の将軍杉」です。
麒麟山温泉から20分くらいでした。
平等寺薬師堂の敷地内にあります。
釘を1本も使ってないらしいです。
これが将軍杉です。
でかい!!!
横にいるダンナサマと比べるとでかさがわかります。
すごーい!
次は北方文化博物館の豪農の館に行きます。
越後の大地主伊藤家の家です。
時代劇にでてくる屋敷そのまんまな感じです。
中庭が美しい。
こういう日本家屋に縁のない北海道人なんで純粋に感激です。
この日は本当に暑くて二人とも汗だくです。
茶房があったのでコーヒーを飲んで休憩しました。
地酒の店があったりで、ちょっと見て出るつもりだったのが気づけば10
時半から12時まで1時間半滞在しました。
そろそろ昼食、前日休みで入れなかった店に行きました。
新潟駅近く、「割烹 大助」です。
割烹とありますが夜は居酒屋になる庶民のお店という雰囲気です。
ちょうどランチの時間でランチメニューしかなく刺身定食を頼みました。
サラダ、お漬物、味噌汁、おひたし、9種類のお刺身がついて1260円です。
すごいボリューム。身も厚いんです。どの辺が地元のものとかはわかりませんがどれも新鮮でおいしかったです。
ちょうどお昼時だけあって周りはサラリーマンらしき人が多かった。
食事が終わって1時半、とりあえず宿に向う事にしました。
途中で瓢湖があったので寄ってみました。
干ばつ被害をなくすために人工的につくられた池みたいです。
一面ハスでした。
この暑いのに白鳥もいました。
なんでいるんだろ?羽切られちゃったのかな。
本格的には冬にやってくるみたいです。
瓢湖からはまっすぐ宿に向かいました。
本日の宿は月岡温泉の「村上館湯伝」です。
午後3時半到着。
建物の外観からすでに雰囲気がありました。
屋根付きの駐輪場をあけてくれてバイクを止めることができました。
そういえば前日の福泉でも屋根のあるところにバイクをとめさせてもらえました。
以前石和温泉に泊まった時は、天気が悪かったのでバイクを置かせてもらえる所がないかフロントにきいても「さあ・・・ありませんねえ」の一言で終わったことを思えば本当にありがたいです。
(ちなみにその石和温泉の宿は結構な大規模旅館で宿のバス用の大型ガレージや玄関前に広い屋根があって、仕方ないと思いつつ「隅っこにでも置かせてくれればいいのに・・・」と思ったのを覚えてます。結局その日バイクは一晩中大雨にさらされてました(´・ω・`))
荷物を降ろしてロビーに入るとそのまま部屋に案内してくれて、宿帳の記帳は部屋で座ってさせてもらえました。
部屋に荷物を下ろして、本日のメインイベント「越後の酒天湯子」です。
村上館も酒天湯子に参加してるのでフロントでお猪口を買います。
お猪口(そのままもらえる)と5枚つづりの試飲券、マップと試飲できるお酒の解説書がついて1セット500円です。
2セット購入しました。
そしてスピードくじをひいて特製手ぬぐいが当たりました。
嬉しいんだけど使い道がないw
道すがら試飲する場所を決めることにしてとりあえず1件目。
全96銘柄を展示・販売してる「月姫 地蔵蔵」(まんじゅう屋さん)です。
ここで「杉の露 グリーンラベル」と「姫の井 純米酒」をそれぞれ試飲しました。お店の人が奥から冷えたものを出してくれます。
ここでは姫の井がおいしかった。すっきりと飲みやすい。
杉の露はあんまり好みじゃなかったかな。
店内で96銘柄が展示されてるのはなかなかの圧巻。試飲して一番おいしかったのを買って帰ることにしました。
解説本を見ながら次は「湯の宿 こばやし」に行くことにしました。
明るくて広いロビーに酒天湯子用の椅子があって試飲できる酒が展示してありました。
「きりんざん ブラウンボトル」「村松 吟醸」を試飲。ここは展示してあるのがそのままつがれたので冷えてませんでした。
村松はイマイチ・・・きりんざんはやっぱりおいしい。でも前日宿で飲んだものの方が良かった。
そしてここではおつまみも出してもらえました。
新潟名物の「のっぺ」です。
これがすごーくおいしい。こんなちゃんとしたおつまみだしてもらえるとは思わずとても嬉しかったです。
次に向かったのが「月岡ニューホテル冠月」。大型温泉ホテルで広くて綺麗なロビーでした。ロビーに入ったとたん酒天湯子だとわかったらしく(おちょこ持ってたしw)「こちらにどうぞー」とラウンジに案内されました。酒天湯子の展示のすぐそばに座らせてもらうと奥から冷えた酒を持ってきてくれました。
「ゆめ板額 純米吟醸」「越乃初花 純米吟醸」をいただきます。
あー、やっぱ冷えてる方がおいしい。初花は名前の通り花っぽい香りがして今までにない味わい。かなり気に入りました。
ここのホテルでは
氷水とおつまみを出してもらえました。
おつまみは珍味っぽいものでお酒にとても合います。
氷水は暑くてばててたのでとてもありがたかったです。
日本酒飲むときは水も必要でした。
次は「広瀬館」に行きました。
ここでは「越乃白雪 純米吟醸」「雪錦 純米吟醸」です。
おつまみに切干大根をいただきました。
やっぱり酒が冷えてなくてイマイチ味が比べにくい。
雪錦は割りと好みの味っぽいなあという感じでした。
従業員の人の雰囲気とかここはこのイベントにあまり力を入れてないっぽいです。
最後は本日の宿「村上館 湯伝」です。
飲んだのは「〆張鶴 雪」「王紋 純米吟醸 夢」です。
おつまみに塩こんぶがでました。
〆張鶴は元々好きなお酒です。
ただここもお酒が冷えてないのが残念。
どっちもまあまあかなあという感じ。最後なので感動も薄かったのかもしれませんw
これで全部で10種類の試飲終了です。
2人いたからたくさん種類が飲めました。
おちょこは2人で飲んでも十分味がわかるくらいの量だったので丁度よかったです。
次どこに行くか決めながら寄り道せずにすたすた歩いて2時間。
もっとのんびり回りたいならもう少し時間が必要かもしれません。
とにかく楽しかった。
こんなに地酒を堪能できることはそうそうありません。
500円で試飲できて場所によってはおつまみもでるし、宿泊するところ以外の宿にも入れるし、安いもんです。
このイベントがなければ温泉街を回って歩くこともなかったし、雰囲気良さそうな宿は次来たとき泊まろうかなって思うし、温泉街にとってもいいイベントなんじゃないかな。
ちなみに一番感じの良かった宿はホテルニュー月岡でした。大規模旅館の余裕?
おつまみは湯の宿こばやしがダントツですw
でも全体的にどこも丁寧に対応してくれました。
私たちが行ったのが夏休み終わったばかりの月曜日だったせいもあるかと思いますが、イベントに参加してる人が、あの時間帯私たちしかいないんじゃ?ってくらいまったりしてました。
それはそれでいいんだけど、もったいないなーと。
実際私たちも宿を月岡温泉に決めてから「酒天湯子」のイベントを知ったくらいだし、アピール不足なんだと思います。
こんなの面白いのに。
越後の酒天湯子は2月まで毎日やっていて、さらに10月には「秋の陣」、2月に「冬の陣」として何か他にもやるみたいです。
「秋の陣」は“酒の日を記念して、新潟の日本酒と秋の味覚を楽しめるイベントを開催いたします”ということらしいです。詳細はまだわかりませんが、気になる。
月岡温泉の回し者ってわけではありませんが(笑)、とにかくおすすめですよw
お酒は次の日、「姫の井 純米酒」を買って帰りました。
帰宅後飲んでもやっぱりとってもおいしかったです。
《新潟いちにちめ:続く(*^ー゚)》
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